汗抜きの内容と料金
汗は水溶性の汚れになるため、丸洗いだけ(油性の汚れは落ちる)では落ちにくく、汗を落とすのはやはり水が一番です。
ですが、水の中に全てつけるのではなく、部分的に水をかけて汗を落としていきます。
季節や状況によって変わりますが、着用時に「汗をかいたな」と感じた時は、通常の丸洗いではなく「着物お手入れパック+汗抜き」をおすすめ致します。
着用後に自宅で、自然乾燥させ、何も汚れが見当たらないからといって、そのまま直してしまうと、後々大変なことになってしまいます。
着用してからの数時間は乾燥してから、目に見えてわかるものではありません。
そのまま放置すると、汗をかきやすい脇や胴回りなど数ヶ月で黄色く変色してしまいます。
又、変色してからでは、汗抜きをしても落とせません。その場合は別途、黄変抜きという作業が必要となります。
ですので、汗をかいたなと気になる場合は「着物お手入れパック+汗抜き」がおすすめです。
このような汚れの場合は、着物お手入れパック+汗抜きがおすすめ
- 衿、袖口の皮脂汚れ、裾の泥汚れ
- 付いたばかりの油性の汚れ
- 全体のうす汚れ
- 軽度のカビ
- 汗をかいた(着用後、着物にシワが残っている状態は汗をかいた可能性が高いです。)
※汚れがシミ・黄変になっているものは着物お手入れパックでは落ちません、別途「シミ・黄変抜き」料金が必要になります。
着物お手入れパック+汗抜きに含まれる作業内容
①衿の汚れ落とし
②袖口の汚れ落とし
③裾の汚れ落とし
④汗抜き
⑤全体ドライ洗浄
⑥プレス仕上げ
※その他の汚れも出来る限り着物ケアパックで落とせるものは落とします。
※着物ケアパックは、通常の丸洗いではなく、衿や袖口、裾など全体に汚れを落とすパックとなります。
着物お手入れパック+汗抜きにかかる料金
※汗抜きのみの加工ではなく、着物お手入れパック+汗抜き加工となります。
着物の種類 | 加工料金 |
---|---|
振袖・黒留袖・色留袖(比翼付き) | ¥18,260- |
訪問着・附下げ・小紋・紬・色無地・喪服・お召などの袷着物 | ¥16,060- |
訪問着・附下げ・小紋・紬・色無地・喪服・お召などの単着物 | ¥14,740- |
羽織・道行・雨コート・二部式コート | ¥13,860- |
振袖用長襦袢 | ¥13,860- |
長襦袢(振袖用以外) | ¥11,660- |
袋帯・名古屋帯 | ¥10,340- |
子供用着物 | ¥12,540- |
子供用襦袢 | ¥10,340- |
袴(女物) | ¥14,740 |
袴(男物) | ¥19,580- |
料金は税込み表記となります。